デジタル広告時代に逆行?
今回は、ダイレクトメールのアナログな魅力が、意外にも20代の若年層に深く刺さる訳について、ご紹介させていただきます。
目次
2007年に初代iPhoneが発売されて以来、現在はスマートフォンの普及が急速に進み、デジタル広告が主流となっているといえます。しかしそんな中、意外にもダイレクトメールのアナログな魅力に強い関心が寄せられています。特にスマートフォンやパソコンに慣れ親しんでいると思われる20代の世代では、ダイレクトメールが他の世代よりもかなり好意的に受け入れられているのです。
当社の宛名のないダイレクトメールサービス「クロネコエリア便」に関して行った自社調査によると、クロネコエリア便について「詳しく内容を確かめたことがある」と回答した方は、全年代の平均に比べて20代は1.5倍も多く、「商品/サービスを購入したことがある」と回答した方に至っては全体平均の5.2倍と、非常に高い関心を持たれていました。
なぜ今若年層にクロネコエリア便が強い関心を持たれているのでしょうか?
若年層が強い関心を持つ背景には、どうやら直接自宅のポストに届くクロネコエリア便の物理的な存在感の新鮮さがあるようです。
スクロールやページ更新で流れてしまうデジタル広告と異なり、クロネコエリア便にはさまざまなサイズや形状があり、視覚的にも印象に残りやすいことが、若年層の注目を引く一因と考えられます。
また、自宅周辺に関連した情報が掲載されていることも多いため注目度も高いことも、興味を引く要因と言えるでしょう。バナー広告やリスティング広告と比べると一度に多くの情報を伝えることができるのも、興味のある商品やサービスに対してその場で詳細な情報を得ることができるメリットと言えます。
若年層が普段あまり手紙やパンフレットを手に取る機会が少ない中で、こうした新たな体験がポジティブに受け入れられるのかもしれません。
こうした中、先進的な企業では若年層に向けたダイレクトメール施策を行うところもでてきました。
弊社でも、いくつかお手伝いさせていただきましたが、若年層向けのスマホゲームやアプリの認知拡大・利用促進施策をダイレクトメールで行う事例が増えてきています。
若年層へ広告を届けるのが難しい情報過多な現代では、デジタルだけでなくアナログな手法も取り入れていくことで、可能性の幅が今まで以上に広がります。
若年層に広告が届かない、または届いても深く興味を持たれないと悩む方は、アナログ広告の可能性を一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
デジタル広告が主流となる中、20代の意外な注目を集めるダイレクトメール。
モノが直接ポストに届くことが新鮮な体験としてポジティブに受け入れられています。
若年層へのアプローチでお悩みの方は、ぜひ当社にお気軽にご相談ください。