目次

  1. オフライン広告の効果測定の方法
  2. Googleアナリティクスを活用した効果測定の方法
  3. Googleアナリティクスの導入ってどうやる?
  4. まとめ:広告の効果検証に困ったら

 

 

オフライン広告の効果測定の方法

チラシやDMなどオフライン広告の効果測定として、一般的に以下のような方法が採用されています。

  • ユーザーから電話申し込みがあった際に直接ヒアリング。
  • 申し込みフォームにヒアリング項目を追加(どこでサービスを知ったか?)。

 

しかし、これらの方法は申し込みや購入といったCVまで到達しないと計測することが出来ないため、認知獲得を目的とした広告施策の場合、効果計測が出来ません。
リサーチ会社と協力し、アンケート調査による認知度アップの効果測定を行うことも可能です。この方法であれば時間や手間はかかりますが、ユーザーの声をダイレクトに拾うことが出来ます。

 

しかし、もっと手軽に行いたいという方のために、Googleアナリティクスを活用した広告の効果測定をご紹介します。

 

Googleアナリティクスを活用した効果測定の方法

Googleアナリティクス(GA)とは

Googleが提供する無料のサイト診断ツールです。
効果測定したいWEBサイトに導入することで、いつ、どんなユーザーが、どのようにサイトに辿り着き、何を見て、購入したか(もしくはしなかったか)を分析できるツールです。

 

具体的には、下記のようなさまざまな情報をGoogleアナリティクスで計測できます。

 

どこから来たか(Where)

リスティング広告、ディスプレイ広告  SNS、メルマガ など

どんなユーザーか(Who) 性・年代、エリア、新規/リピーター など
何を知りたいのか(What) 検索キーワード、各ページの閲覧数 など
コンバージョンしたか(How much) 何円、何個/何件

 

Googleアナリティクス レポートの例

Googleアナリティクス管理画面イメージ
※GA画面と記事内容は、ユニバーサルアナリティクスのものです。

2023年7月1日に、ユニバーサルアナリティクスのサポートは終了し、GA4への移行が必要となります。

 

オフライン広告の効果をGoogleアナリティクスで測定

Googleアナリティクスでは、URLにパラメータと呼ばれる識別コードを付与することで、ユーザーがどこから流入したかを計測しています。
この方法を利用し、オフライン広告にパラメータを付与したURLで生成したQRコードを記載することで、ユーザーがDMやチラシ反応してサイト訪問したかを計測できます。

パラメータ付きQRコードでユーザーのアクションを計測

 

ちなみに弊社の自主調査によると、DMやチラシなどの広告投函物がきっかけでインターネットで検索するユーザーは約2割にのぼり、その内の約3割が記載されたQRコードからサイト訪問している、という結果が出ています。

 

このように、オフライン広告にQRコードを付けるのは、効果測定だけでなくマーケティング観点でも非常に有効です。近年では動画コンテンツを活用する場面も増え、遷移先のLPに動画を加えることで、スマホユーザーへの訴求力もアップします。
 

 

Googleアナリティクスの導入ってどうやる?

Googleアナリティクスはさまざまな情報を分析できる一方、情報が多すぎるためデータ解析の知見がない方には活用が難しく感じることがあります。また、自社の目的に応じた指標を分析するためには、設定をカスタマイズする必要があります。
そのため、導入や運用には一定の知見が必要です。

 

Googleアナリティクスを活用するために必要な知識

  • HTML
  • データ解析
  • オンライン広告
  • マーケティング など

 

自社にリソースがない場合は、ベンダーや広告代理店に依頼することをおススメします。効果測定に関わる面倒な作業を外部に委託することで、広告施策やサイトの見直しなどを効率的に進めることが出来ます。

YDMでも、Googleアナリティクスの導入から分析、分析結果をもとにした広告施策のプランニングや実施まで、一気通貫で提案いたします。


 

まとめ:広告の効果測定に困ったら

メディアが発達したことで、ユーザーが購入に至るまでの情報収集経路は多様化し、さまざまな種類のメディアや広告を組み合わせて効果を最大化させていくことが重要です。

 

YDMは広告主さまのニーズに合わせ、DMにとどまらず最適なコミュニケーションプランをご提案します。 お困りのことがありましたらお気軽にお問合せください。