目次

  1. DM(ダイレクトメール)をデザインするうえで大切なこと
  2. デザイン作成に必要な5つの要素
  3. 捨てられないDM(ダイレクトメール)の作り方
  4. まとめ

DM(ダイレクトメール)をデザインするうえで大切なこと

まずはじめに、DMをデザインする際に最も大切なことがあります。

それは「DMを受け取る人の視点に立つ」ということです。

 

「いま人気のデザインだから」「こっちの方がオシャレ、かっこいいから」と主観で考えるのではなく、受け取った人はこのDMを見てどう思うか、どんな表現にすれば行動を起こしたくなるかを意識して作りましょう。

 

自宅のポストに入っていると、迷惑に思われることも多々あるDMです。

少しでも受け取る人の役に立つ情報をお届けすることを念頭に置きましょう。

デザイン作成に必要な5つの要素

それでは、早速DMを作ってみましょう。
DMを作るうえで、あると良い5つの要素と押さえておきたいポイントをご紹介します。

 

①ターゲット
ターゲット像は、より具体的にイメージをしましょう。
そして、そのターゲットへ呼びかけをすることで、「自分宛」に送られてきたという特別感を持たせることができます。また、ターゲットへの呼びかけは、受け手の悩みに寄り添う文章が望ましいです。


②レスポンスデバイス
レスポンスデバイス とは、DMを受け取った人が申し込みやお問い合わせをする手段や仕組みのことを言います。迷わず行動できる、シンプルなデザインにしましょう。


いくら内容に興味を持っても、どこへ問い合わせれば良いかわからなかったり、面倒な手順があると、人は行動することを諦めてしまいます。


また、レスポンスデバイスは下部や裏面にあることが多いため、最後に作りがちです。行動を促す重要な部分ですので最初に作ることをオススメします。そうすることで、余ったスペースに押し込まれたようなデザインになることを防げます。


③アイキャッチ
目を引くキャッチコピーやイメージを使い、このDMへの興味喚起をします。
ここで、このDMが何を伝えたいかを端的に表現できていることが望ましいです。文章やイメージの他にも、目にとまりやすくするポイントがあります。詳しくは次の章でも触れていきます。


④訴求
その商品やサービスが、受け手にとってどのようなベネフィット・利益をもたらすかを伝えましょう。


×「新機能のランニングシューズ発売!」
○「今のタイム、○○分縮めませんか!」


受け手は商品が欲しいのではなく、その商品によってもたらされる未来が欲しいのです。


⑤オファー
オファーとは、DMを受け取った人だけが得られる特典です。
具体的には「○○%OFF」や「無料サンプル」「期間限定セールへの招待」などで「いま行動する理由」の後押しとなります。

 

Yamato Dialog & Media Co.,Ltd.
5つの要素を盛り込んだDMデザイン例
 

捨てられないDM(ダイレクトメール)の作り方

いくら効果的な要素を盛り込んだとしても、DMを読まれる前に捨てられては意味がありませんよね。ポストへ投函されているDMを手にとって、捨てるかどうかの判断は3〜5秒と言われています。

 

そこで、捨てられにくいDMのデザインを意識することも重要です。
では、捨てられにくいDMのデザインとはどのようなものでしょうか。

 

※参考:トッパン・フォームズ「DMに関する調査」

https://www.toppan-f.co.jp/news/2020/0715.html

 

■形状を工夫する

自宅のポストを想像してみてください。

ポストに入っているDMの多くははがきや封筒も含め、長方形ではないでしょうか。

たとえば、その中に円形のDMが入っていたらどうでしょう。

それだけでも、捨てられる前に内容を読んでもらえる確率が上がります。

型抜きのデザインが難しい場合は、サイズを工夫してみるのも1つの手段です。

 

■素材を工夫する
素材は、チラシのように薄くツルツルとした紙質が多いと思います。
そこに、厚い紙やエンボス加工のような質感があるだけでも目(手)にとまりやすくなります。

DMは、触覚に訴えることのできる数少ないメディアです。
その特性を活かしデザインしていきましょう。


少しの工夫で効果を上げるアイデアは様々あります。
自宅のポストにDMが投函された時のことを想像してみると、
アイデアが出しやすく、スムーズな制作につながると思います。

 

Yamato Dialog & Media Co.,Ltd.
インパクトのあるカタチはそれだけで生活者の目を引きます

まとめ

DMをデザインする上でのポイントをご紹介しました。実際には、ここに書き切れないたくさんのポイントがあります。

 

まずは、一番大切な「DMを受け取る人の視点に立つ」ことを忘れずに
DMのデザインができると、自然と良いものができると思います。

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

YDMでは、年間約1億通のDMを扱う実績から、DMデザインの事例やノウハウも豊富です。

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